はじめは漠然と「いつかカフェみたいなお店をやりたい」と思っていました。カフェ巡りをしながらどんなお店にしたいか考えていたある日、偶然出会ったのが小さな焙煎コーヒー豆のお店。ご夫婦で営んでいるそのお店は、カフェではなく“豆”を販売するお店でした。

正直、最初はちょっと高いかな〜？と思っていましたが、安いコーヒーを買っては気に入らなくて無駄にしてしまうという繰り返しだったので、“他にはない美味しいコーヒー”が飲めるなら、結果的に高くないんだ！ということに気づいたんです。それからはそのお店でいろいろな国のコーヒーを味わうことが楽しみになりました。

コーヒー豆の奥深さや繊細さに触れてすっかりハマった私たちは、手回しの焙煎機からスタート。焙煎をすることが楽しみになり、いつしか新鮮な豆と自家焙煎による豊かな味わいをたくさんの方に知ってもらうことが目標となりました。そうして古民家カフェなどのイベントに参加して試飲会を開催しながら注文販売をスタートしました。お客様の反応を見ながら手探りで始めたコーヒー販売。初心を忘れることなく、これからもお客様に喜んでいただける味とサービスを追求していきたいと思います！